力が抜けたらうまくいくのに〜ゴルフから学んだこと

先日、大学の先輩方とゴルフをする機会がありました。

一年半ぶりに上手な先輩とのゴルフ。この数ヶ月私なりに練習に励んで臨みましたが、結果は散々なもの。それまでの練習の成果を全く感じられないスコアにひどく落ち込み、帰宅後は疲労困憊したのか10時前には寝てしまいました。

 
翌朝目覚め、なぜそんな結果になってしまったのかを改めて考えてみました。
前回は、一回目で初心者としての扱いだったので「下手でも仕方ない」という気持ちでリラックスして臨むことができました。そのために変な力が入らず、一回目はそこそこのスコアで回れていました。
でも今回は一年半ぶりの二回目。

これまでの練習の成果を見せなければと、肩に力が入ってしまったようでした。


また、私よりも後から始めた後輩と一緒だったことで、「先輩としてカッコよいところを見せたい」という気持ちもあったかもしれません。
ゴルフはメンタルがとても影響するスポーツです。このような気持ちでは力が入ってしまって逆効果!これでは結果は散々でも仕方ないですね。
 
このようなことは日常生活でもよくあります。

母として、妻として、また上司としてなど、自分の置かれたポジションに縛られ、

「きちんとしなければ」「よく見せなくては」と緊張してしまう。

勝手にハードルを上げて、自分自身をますます居心地悪く、やりにくくしてしまうことってよくあります。

その時の自分以上に良く見せようとするのでなく、自分らしいありのままの状態で良いのに、頭ではわかっていながら肩に力が入ってしまうのですね。
 
人とテーブルを囲むとき、おもてなしをするときにも同じようなことがあります。
ゲストに喜んでもらうために「料理をうまく作らなくては」と思い、無理して慣れない料理を作り過ぎて疲れてしまうことってありませんか。

掃除も料理も頑張りすぎて、ゲストが到着される頃にはヘロヘロになってしまった、なんて経験をされた方も多いのではないでしょうか。

本当に心地よいコミュニケーションは、共にテーブルを囲む人とその場、時間を純粋に楽しむこと。わかっているのに、ついつい自分をよく見せたくて頑張ってしまうのですよね。
 
私のレッスンでは、ただテーブルを美しく飾るのではなく、食卓を囲む人が心地よいと感じて楽しめる、そんな食空間のスタイリングをお伝えできたらと思っています。

共にテーブルを囲む人が、皆心地よく感じ、心からリラックスできる、そんなテーブルづくりを目指しています。

テーブルを美しく整える、美味しい料理を作ることはもちろん大切なことです。

でもその前に自分らしいテーブル、料理、そしておもてなしとはどんなものかをまず考えていただきたいと思います。

きっとゲストがゆっくり楽しめるあなたらしいテーブルになると思います。

 ご興味のお有りの方はこちらまでご連絡ください。
https://www.c-and-style.com/
 
これはお気に入りのファイラーのゴルフタオル。この夏はこれを持参して練習に励みまーす^ ^

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