五感でおもてなし〜続き
この写真は、昨日のランチのもの。
夙川駅近くにあるお気に入りのパン屋さん、コンセントマーケットで買ってきたパンをランチにしたものです。
パンを抱えての帰り道、どのお皿に盛り付けたらより美味しいと感じるかな?
ランチョンマットはどれにしよう?と急足で歩きながらいろいろ考えます。
昨日の気分は、このロイヤルコペンハーゲンのブラックブルーテッドの黒いお皿でした。
パンに栗やカボチャの黄色が入っていたので、ナプキンは同じようなあたたかみのある黄色にしました。
プレースマットは白黒、カトラリーは黒…とどんどんイメージが決まって
並べたのが上の写真です。
テーブルで最初に感じたり、気になったりするのは、視覚的な要素が大きいかと思います。
このセッティングでは、盛り付けられたパン、お皿、プレースマット、カトラリーを
黒、白、黄色の三色で統一しました。
香ばしく焼きあがったパン生地の色と、栗カボチャの黄色でイエローベースの配色。
黒いお皿も、冷たい黒ではなく、ストーンウエアのマットな黒。
プレースマットは白黒の柄ですが、これも少しくすんだオフホワイトと柔らめの黒。
暖かい白黒黄の三色とテーブルの木目で、ほっこりする雰囲気が伝わりませんか?
次に嗅覚
このテーブルの場合だと、香り高いコーヒー.焼きたてパンの香ばしいかおりなどが際立っていました。お食事前に、ほんのりとルームキャンドルを炊くのもいいですね。
聴覚では、BGMにかけたクリスマスジャズ♪ ゆったりとしてうるさくないサウンドを。
触覚では、パンをちぎるときの感触や、コットンのナプキンの手触り、ストーンウエアの黒いお皿の、ザラザラとした質感を感じます。
どれも、カジュアルなで暖かみのあるものたちです。
そして味覚
焼きたてパンとコーヒー♡ もう、美味しくないわけありません!
このテーブル上では、フォーマルで堅苦しいものでなく、気軽な暖かみのあるほっこりとした居心地良い感じのもので統一されているので、五感に違和感がなく心地よいテーブルとなりました。
もしここに…
激しいロックミュージックがBGMだったら?
薔薇の強い香りのキャンドルが炊かれたら?
ビニールのマットや、ペラペラのプラスティックのカトラリーだったら??
この心地よい統一感がくずれて
ちょっと違和感を感じるテーブルになってしまうのではないでしょうか?
五感を整える、ってこういうことなんです。
たぶん自然と、統一感のある方に導かれていく、と思いますが、、たまーにうん?と思うようなものが混じっていることも?^^;
五感を整える際のキーワードは、「好き」!
自分の好きを、心地よいものを、直感で選んでいけば、きっと間違いなく、
五感が整っている居心地良いテーブルや空間ができると思います。
まずはご自分の好きなもの、心地よいものを集めてみてください。
心の声をよーく聞いて(^^)
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